◆◇◆桜の語源と稲作信仰(サ神信仰)
春には山の神さまは田の神さまになり、「御田植えの神」になるため里に降りてくるとされていた。そして山の神さまは山から降りて来る途中、桜に宿るとされていた。
サクラの「サ」は山の神さま(稲の神さま)のことで、「クラ」は山の神さまが一時宿る神の座を意味していると言う。そこから、桜を「サクラ」というようになったそうだ。
このように、サクラは稲作信仰と強く結びついている。福島県では種をまく時期をサクラに頼っていたとか、福島県岩代町では稲代作りの目安になるサクラを 「コエアゲサクラ」といい、福島県白河市では、「稲代しめ桜」というそうだ。ちなみに、サクラはバラ科で、原産地は韓国済州島である。
◆◇◆花の日(春山入り)と稲作信仰(サ神信仰)
民間行事の花祭りは花の日とか春山入りとも呼ばれ、この日にお墓参りをしたり、山に登って花(石楠花が多い)を摘み、それを長い竹の先につけて庭に立て、これによって山の神さまを里に迎え入れる。
一般に日本では山の神さまが春に里に下りてきて田の神さまとなり(さおり)、田の神さまが秋には山に帰って山の神さまとなる(さのぼり)という基盤的な信仰が存在した。またこの時期は桜を愛でる花見の季節でもある。
スサノヲ(スサノオ)
◆神社魅力プロデューサー
http://www.ustream.tv/recorded/19336205
◆ミズホネット
http://www.mizuhonet.com/
◆日本の神話と古代史と日本文化(mixi)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=508139
◆スサノヲとニギハヤヒの日本学 (livedoor)
http://blog.livedoor.jp/susanowo/
◆地域を幸せにするWebプロデューサー
https://www.facebook.com/susanowo8
◆神社魅力発信プロデュース「神社Web制作工房」
http://jinjaweb.com/
コメントをお書きください